損保ジャパン日本興亜総合研究所トピックス


一覧へ戻る>>>

 

PDF書類をご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。
右のアイコンをクリックしAcrobat(R) Readerをダウンロードしてください。

Get Adobe Reader
 
 

2012年8月28日発行 Vol.12

 

 
これからの医療を考える
-「社会保障と税の一体改革」をどう見るか -(PDF:2.2MB)
   
 

= 要 約 =
上席研究員 水田 邦雄

   
 

世界に例を見ない高齢化が進む中、「わが国の医療・介護システムは持続可能か」という切実な問いかけが、折からの内外の財政危機もあって、各方面から投げかけられています。この問題を考える上で、人口構造から見るとわが国は重要な局面に指し差し掛かっていると言えます。医療とこれに隣接する介護サービスの需要が高い75歳以上高齢者の動向が大きな意味を持ちますが、その増加が当面の最終段階を迎えようとしています。75歳以上高齢者の人口は、今後15年間でおよそ700万人規模の増加を見、その後は、21世紀半ばまで2100万人〜2200万人で平準化すると予測されています。これは、2025年を目標年次として、その時点で必要とされる医療・介護サービス提供体制を構築できれば、長期にわたる将来展望を拓くことができることを意味します。
 医療・介護システムに関して「社会保障と税の一体改革」は、まさに2025年時点で必要とされるサービス量を積算し、その上に今後展開されるべき政策パッケージとそれに要する費用の額を示したものとなっています。この動きは、高齢化の最終段階を前に停滞を余儀なくされてきた社会保障に活路を開くものであり、その成否に国民生活の将来がかかっているといっても過言ではありません。本稿では、「一体改革」で進められようとしている医療・介護に関する構造改革に絞って、その内容について、医療を中心に概観するとともに、その実現可能性について検証しています。

   
   
 

page top

トップページ サイトポリシー お問い合わせ サイトマップ Copyright © Sompo Japan Nipponkoa Research Institute Inc.