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2002年10月31日発行 Vol.41

 

内 容 (PDFにて全文閲覧できます。)
 
ご挨拶(PDF:22KB)
   
  掲載論文:
 
1. 米国損害保険市場の最新動向−2001年の実績とトレンド変化−
2. 欧州損害保険市場の最新動向−自由化後の現状と当事者の対応−
3. 米国ヘルスケアにおける新たな潮流−米国におけるDisease Managementの発生と展開−




 
米国損害保険市場の最新動向−2001年の実績とトレンド変化−(PDF:223KB)
   
  = 要 約 =
研究員 岡ア 康雄
   
 

T.本稿の狙いと構成
 本稿では、米国損害保険市場の概況とトレンド変化を最新データに基づいて整理する。本年はアンダーライティング規律、資本管理とリスクマネジメントをテーマとした分析も試みる。

U.米国損害保険市場の動向
 米国損害保険市場について、事業成績や健全性に係る指標を用いて概観する。保険引受損失が拡大している上に、金利低下と株価下落から運用収益が低迷しているため、損保業界は記録的な損失を被った。

V.種目別概況と上位損保ランキング
種目別に保険料、上位損保のランキング等を紹介する。

W.個人保険分野の概況
 個人自動車保険、住宅所有者保険においては引受収支が大幅に悪化したため、保険料が上昇に転じた。住宅所有者保険については、新たにカビ損害問題も発生し、損保業界は対応を急いでいる。

X.企業保険分野および再保険市場の概況
 賠償責任保険種目の引受収支の悪化に同時多発テロの影響が加わって、企業保険分野、再保険分野では巨額の損失が発生した。市場は急速にハード化しているが、新たな資本の流入も多く、見通しはさほど楽観できない。

Y.販売チャネルの動向
 販売チャネル間のシェア変動や、銀行による保険販売の進展について概観する。

Z.M&Aの概況
 M&Aは低迷している。その背景を1990年代末のM&A事例の当初目的と現状を交えて整理する。

[.規制の進展―検査におけるリスクアセスメントの強化−
 全米保険庁長官会議によるソルベンシー監督・規制の精緻化の取組みと、それが損保業界に及ぼす影響について検討する。

\.おわりに:これからの米国損害保険業界
 保険引受、運用、リスク環境の変化に対応するために、アンダーライティング規律の維持と、資本管理とリスクマネジメントの推進が求められていることを示す。


   
   
欧州損害保険市場の最新動向−自由化後の現状と当事者の対応−(PDF:297KB)
   
   
 

= 要 約 =
主任研究員 細田 道隆 
研究員 荒木 由起子 
研究員 金古 俊秀

 
T.はじめに
 本稿では、単一市場の誕生と域内自由化、グローバル化の進展について、その沿革と現在の状況との関係から、欧州損害保険市場の最近の動向を提示する。特に、英国、ドイツ、フランスの主要3ヶ国において、2000年を中心に自由化の影響の大きい個人マーケットを中心に検討する。

U.EU市場統合への動き−損害保険市場を中心として−
 EC統合から1993年のEU統合を経て、1999年に単一通貨ユーロを導入し、その間、損害保険についても三次に亘る損害保険指令によって単一保険市場の形成と自由化が推進されてきた。
 しかし1999年時点で、市場統合と自由化が十分に機能していないとの認識から、金融サービス単一市場を実際に機能させるためのFinancial Services Action Plan(FSAP)が策定され、現在取り組まれている。このFSAPについて、概要と損害保険に関わる部分を紹介する。

V.欧州損害保険市場概観
公表された数値データを用いて、EU損害保険市場の近年の状況、動向と特徴を示し、また近年生じている変化を示すデータを紹介する。

W.欧州損害保険市場における最近のトピック
 三次のEC指令により自由化された欧州損害保険市場での、保険会社、規制監督当局、ディストリビューターそれぞれの対応を、M&A、英国の規制改革、英国のディストリビューションを素材に、2002年8月末における動きも含めて紹介する。
1.保険会社の動き−欧州損害保険市場におけるM&Aの動向
欧州損害保険市場におけるM&Aについて、大型合併・買収が活発であった1990年代後半と、やや沈静化した最近の動きを対比する。
2.規制監督当局の動き−英国における規制改革
規制監督当局の動きとして、EU市場の変化を受けた英国の保険業界規制の、これまでの変遷と、今後の改革についてとりあげる。英国の規制監督当局は2001年12月から本格的に損害保険の規制監督当局としての活動を開始した金融サービス機構(Financial Services Authority:以下「FSA」)であり、機能別規制という新たな規制の枠組みを他の国々に先駆けて実践し、金融業界の変化に応じた規制を行うため、先駆的・実験的な試みを行っている。保険業の規制監督については、現在抜本的な改革の途上にある。
3.ディストリビューターの動き−英国におけるディストリビューションの変化
今後の伸びが見込まれる新たなディストリビューション手法について、現在の状況を数値および実例を用いて示す。また、ディストリビューションに関する消費者の希望についてのアンケート結果、および、業界関係者へのヒアリングに基づく、今後のディストリビューションの構造についての当事者の見方を紹介する。

   
   
米国ヘルスケアにおける新たな潮流−米国におけるDisease Managementの発生と展開−―(PDF:325KB)
   
   
 

= 要 約 =
研究員 田中 健司

 
T.はじめに
米国のヘルスケア市場における新しい潮流の1つが、Disease Management(以下「DM」とする)と呼ばれるアプローチである。本稿では、DMの背景と概略について、その要点を紹介する。

U.米国におけるヘルスケアの特徴
 DMを理解するための前提として、まず米国におけるヘルスケアの特徴について整理する。

V.米国におけるマネジドケアの経緯、仕組みおよび問題点
米国におけるDMの発生・展開について概観する際に無視できないマネジドケアが、米国の健康保険市場において今日の主流になるまでの経緯を整理し、マネジドケア健康保険プランの特徴をインデムニティ型との比較に基づき図解する。さらにマネジドケアの構造上の問題・問題が深刻化した事例を紹介する。

W.DMが発生・展開した背景
DMが発生・展開した背景として、マネジドケアにおける構造上の問題との関わり・慢性疾患の問題・技術の進歩の3点を取り上げる。

X.DMの発生と沿革
 DMの発生と今日に至るまでの沿革を、具体的な出来事の流れ・DMプログラム自体の段階的発展という2つの視点から、関連資料に基づき概観する。

Y.DMの基本的仕組み、効果および利益の構造
 DMというアプローチの基本的な仕組みを紹介し、次いで実際に公表・評価された内容を取り上げてDMの効果について概観し、さらにDMがもたらす利益の構造について述べる。

Z.おわりに−DMをめぐる様々な指摘
現在もなお発展段階にあるDMをめぐる様々な指摘を、前向きな見方と慎重な見方に分けて紹介する。

   
   
 

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